〜今日のみことば〜
「そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。」ルカによる福音書6章12-16節
教会にとって「使徒」たちが、どのようにして立てられたか、何の権威によって立てられたかということは重大な事柄でありました。それは、その後の教会においても、同様に重要な事でした。
ここに名前が記されている人々は、特別な背景をもった人々というよりも、ほかの人々と同じように暮らしていた人々です。しかし、彼らが「使徒」として、キリストの福音宣教者として選びだされました。それは、彼らに相応しい資質があったからではなく、イエス様が神に祈ってお定めになったことでした。彼らは、主のご意思によって使徒として立てられたのであり、教会はそのことを信じ受け止めてきたのです。