よきおとずれ 2022.04.24

4月24日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。というのは、こう書いてあるからだ。『神はあなたのために天使たちに命じて、あなたをしっかり守らせる。』また、『あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える。』」イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」とお答えになった。」ルカによる福音書4章9-12節

荒野の誘惑の最後は、神殿の屋根の上で「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ」というものでした、悪魔は詩編91編11-12節を用いて主イエス様を試したのです。これは、主が守っておられ、あなたが神の子であるなら死ぬはずはない、危険にあうはずはないではないかといった内容です。この悪魔の誘惑の向かう先は、あなたが神の子なら十字架から逃れてみろ、十字架から降りてこいというところです。しかし主イエス様は「あなたの神である主を試してはならない」と宣言し、ただ主にのみ従う歩みを貫かれました。
荒野の誘惑は、私たちに重要な事柄を教えています。私たちは神のみを礼拝し仕えるべきであり、神を試みてはならないということ、私たちの生涯において最も重要なことは「神を礼拝すること」であると。
悪魔の声は、空想の世界に聞こえたのではなく、いつの時代においても私たち人間を神様から引き離そうとして、私たちにしのび寄り言葉巧みに囁く声です。わたしたちは常にキリストの御声を聞きつつ、神のみを礼拝する者として生きるように招かれています。