〜今日のみことば〜
「そこでヨハネは、洗礼を授けてもらおうとして出て来た群衆に言った。「蝮の子らよ、差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。」そこで群衆は、「では、わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。」ルカによる福音書3章7-10節
ルカ2章には「民全体に与えられる大きな喜び」が告げられ、「あなたがたのために救い主がお生まれになった」と宣言されます。しかし続く3章では、その民が「蝮の子らよ」と呼ばれ、「差し迫った神の怒りを免れると、だれが教えたのか。悔い改めにふさわしい実を結べ」と呼びかけられています。誰もが、神の裁きの前に立つ存在であることが告げられるのです。神に招かれた私たちが、その恵みの呼びかけに真心をもって応え、真実な悔い改めをもって生きること、そこに信仰の歩みがあります。