~今日のみことば~
「・・・イエスは弟子たちと一緒にゲツセマネという所に来て、『わたしが向こうへ行って祈っている間、ここに座っていなさい』と言われた。・・・そして、彼らに言われた。『わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、わたしと共に目を覚ましていなさい。』 少し進んで行って、うつ伏せになり、祈って言われた。『父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに。』
それから、弟子たちのところへ戻って御覧になると、彼らは眠っていたので、ペトロに言われた。『あなたがたはこのように、わずか一時もわたしと共に目を覚ましていられなかったのか。誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。』
更に、二度目に向こうへ行って祈られた。『父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように。』再び戻って御覧になると、弟子たちは眠っていた。ひどく眠かったのである。」マタイによる福音書26章36節以下より
マタイによる福音書は、「共におられるキリスト」の姿を示しています。十字架を前にしたゲツセマネでも、イエス様は弟子たちは共におられます。弟子たちは眠ってしまいますが、その眠りの中でも主イエス様は私たちの救いのために「父よ・・・御心が行われますように」と祈って下さり、神様の御計画がおし進められていきました。
主は「わたしと共に目を覚ましていなさい」、「目を覚まして祈っていなさい」と呼びかけてくださいました。共におられるイエス様の呼びかけを聞き、私たちもイエス様と共に目を覚まして祈る者でありたいと思います。