〜今日のみことば〜
「弟子たちがそばに寄って来て、『畑の毒麦のたとえを説明してください』と言った。イエスはお答えになった。『良い種を蒔く者は人の子、畑は世界、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らである。毒麦を蒔いた敵は悪魔、刈り入れは世の終わりのことで、刈り入れる者は天使たちである。だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終わりにもそうなるのだ。人の子は天使たちを遣わし、つまずきとなるものすべてと不法を行う者どもを自分の国から集めさせ、燃え盛る炉の中に投げ込ませるのである。彼らは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』」マタイによる福音書13:36-42
今日のたとえ話には、麦畑の中に茂る「毒麦」が見つめられています。この「毒麦」については、先立つ24節以下に記されていました。弟子たちは、このことについてイエス様に質問したのです。そこで、主イエス様は「畑の毒麦のたとえ」について教えられました。
畑というこの世界に、御国の子らという良い種が成長します。そこに悪魔が毒麦を蒔いていきますが、決してそのままにされることはありません。主は、刈り入れのときである世の終わりに、毒麦が集められて燃え盛る炉の中に投げ込まれると教えられました。更に、この毒麦とは「つまずきとなるものすべてと不法を行う者」だとも教えられました。
マタイ福音書は、まことの審判者として教会の歩みに絶えず伴い、正しい裁きを成し遂げてくださる主の姿を示しているのです。