よきおとずれ 2022.03.11

3月11日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」」マタイによる福音書9章35-38節

主イエス様は、群衆が「飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。」とあります。私たちの世界には、この御言葉にあるように、まことの羊飼いである方、命の導き手である方を失い、弱り打ちひしがれた人間の姿があります。そこに、苦しみ傷ついた者たちの声がこだましています。しかし、主イエス様の眼差しはそこに確かに向けられ、深い憐れみの御心が向けられているのです。そして、そのためにこそ、主イエス様は世に来られたのであり、また神様の憐れみの御心を世に証しする「働き手」として、キリスト者一人一人が用いられるのです。