よきおとずれ 2022.01.28

1月28日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」マタイによる福音書5章44-45節

人間は、「敵」や「自分を迫害する者」などいない方が良いと考えます。だれもがそう思うことでしょう。ここに出て来る「敵」や「自分を迫害する者」とは、信仰生活において直面する「敵」や「迫害者」の姿でもあります。
キリストの福音は、そのような者とどのように向き合って生きるべきかをわたしたちに教えています。「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」と告げています。事実、主イエスがなしてくださったことは、まさにこのことでした。わたしたちがキリストに背き、神に敵対する者であり、罪の中にあったとき、まず神がわたしたちを愛してくださり、御子が十字架に死なれたのです。今日の御言葉にこめられたキリストの心、御父の心を感じ取りたいと思います。