よきおとずれ 2021.09.17

9月17日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「わたしは心配しています。そちらに行ってみると、あなたがたがわたしの期待していたような人たちではなく、わたしの方もあなたがたの期待どおりの者ではない、ということにならないだろうか。争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動などがあるのではないだろうか。再びそちらに行くとき、わたしの神があなたがたの前でわたしに面目を失わせるようなことはなさらないだろうか。以前に罪を犯した多くの人々が、自分たちの行った不潔な行い、みだらな行い、ふしだらな行いを悔い改めずにいるのを、わたしは嘆き悲しむことになるのではないだろうか。」コリントの信徒への手紙二12章20-21節

今日の御言葉は、コリントの教会の中に「争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動」があったことを語っています。それはコリント教会だけでなく、どこの教会においても生じ得る罪や過ちです。また、「不潔な行い、みだらな行い、ふしだらな行い」を悔い改めない者たちがいるのではないかともあります。
教会には似つかわしくない「争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動」などというものが、なぜ教会の中に生じたのでしょうか。ある神学者は「みな自己本位から来ている」と語りました。自己本位とは、神を畏れないあり方のことです。信仰生活においてキリストが中心に据えられていない様のことです。
教会は、どこまでも「かしらなるキリスト」に導かれる群れであり、キリストが「主」と賛美される群れなのです。