よきおとずれ 2021.09.14

9月14日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「わたしは愚か者になってしまいました。あなたがたが無理にそうさせたのです。わたしが、あなたがたから推薦してもらうべきだったのです。わたしは、たとえ取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちに比べて少しも引けは取らなかったからです。わたしは使徒であることを、しるしや、不思議な業や、奇跡によって、忍耐強くあなたがたの間で実証しています。」コリントの信徒への手紙二12章11-12節パウロは、「あなたがたから推薦してもらうべきだった」と語ります。コリント教会の中には、パウロのことを快く思わず、パウロを推薦しない人々の姿もあったのです。パウロを推薦しないとは、パウロの使徒性、使徒職を認めないということです。
今日の聖書箇所には、パウロ自ら「たとえ取るに足りない者だとしても・・・」と語っています。人間はすべて、神様の前に罪深く、取るに足りない者です。しかし、神様はそのような貧しく小さな器をお用いになるのです。パウロが使徒として立っているのは、その根底に神の召しとご計画があるからです。このことを信じ受け止める時、コリント教会はパウロを心から推薦する群れとなります。