よきおとずれ 2021.09.11

9月11日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「このほかにもまだあるが、その上に、日々わたしに迫るやっかい事、あらゆる教会についての心配事があります。だれかが弱っているなら、わたしは弱らないでいられるでしょうか。だれかがつまずくなら、わたしが心を燃やさないでいられるでしょうか。」コリントの信徒への手紙二11章28-29節

今日の聖書箇所の前後を読めば、パウロを非難し、苦しめていた者たちがいたことが判ります。しかしパウロは、そのような中にあっても「だれかが弱っているなら、わたしは弱らないでいられるでしょうか。だれかがつまずくなら、わたしが心を燃やさないでいられるでしょうか」と、語りました。理不尽な言いがかりをつけられ、非難や中傷に晒されながら、それでもパウロは自らの召命に向き合って生きていました。
問題は、悩みや苦しみの大きさではなく、そうした悩み苦しみの中で、自らの召命に生きることが出来なくなってしまうという所にあります。私たちは主に向き合って生きるようにと招かれているのです。