よきおとずれ 2021.08.10

8月10日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「わたしは、悩みと愁いに満ちた心で、涙ながらに手紙を書きました。あなたがたを悲しませるためではなく、わたしがあなたがたに対してあふれるほど抱いている愛を知ってもらうためでした。悲しみの原因となった人がいれば、その人はわたしを悲しませたのではなく、大げさな表現は控えますが、あなたがたすべてをある程度悲しませたのです。その人には、多数の者から受けたあの罰で十分です。むしろ、あなたがたは、その人が悲しみに打ちのめされてしまわないように、赦して、力づけるべきです。」コリントの信徒への手紙二2章4-7節

誰が悲しみをもたらしたのか、その人が何をしたのかは語られていません。ただパウロの心は悩みと憂いに満ち、涙ながらにこの手紙を書いているというのです。更に、「悲しみの原因となった人」は、パウロを悲しませたのではなく「あなたがたすべてを・・・悲しませたのです」と語ります。つまり、ある人々によって教会が悲しみを経験したのです。
そのような時に、パウロは7節で「赦して」と語りました。この赦しは、神がキリストを通して与えてくださった赦しのことです。「われらに罪を犯すものを、われらが赦すごとく」その祈りのように生きたのです。