〜今日のみことば〜
「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷(ハッカ)、いのんど、茴香(ウイキョウ)の十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。」マタイによる福音書23章23節
「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷(ハッカ)、いのんど、茴香(ウイキョウ)の十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。」マタイによる福音書23章23節
旧約の律法は、穀物、ぶどう酒、オリーブ油(申命記14章)について十分の一を捧げるように命じています。この十分の一税が、神殿の主要収入源であり、それは主イエス様が「ないがしろにしてはならない」と言われたものでした。
しかし、今日の福音の箇所には、捧げものについては徹底しつつも、主を信じる者たちの心の有り方「正義、慈悲、誠実」をないがしろにした人々への指摘があります。主イエス様は「正義、慈悲、誠実」が律法の中で「最も重要」であり「これこそ行うべきこと」であると仰せになりました。主の宮は、捧げものだけで形成されているのではありません。信仰の心が大切なのです。