〜今日のみことば〜
「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。」マタイによる福音書18章15-17節今日の福音は、教会共同体における信仰的戒規をテーマとしています。ここに記されている「兄弟があなたに対して罪を犯したなら」という「罪」は、信徒間における罪のようにも思えますが、主の福音によるなら、それは個人的関係における罪ではなく、結局はキリストの御体そのものを傷つける罪であり、共同体全体にかかわる罪のことであると分かります。このような、教会を傷つけ、主の御名を傷つける罪を、主の教会は見過ごしにせず、悔い改めを呼びかけ、それでも聞き入れない場合には「その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい」と言います。福音を正しく守り、神に背く力から教会共同体を守るという務めが、キリストの御体である教会に委ねられています。
「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい。言うことを聞き入れたら、兄弟を得たことになる。聞き入れなければ、ほかに一人か二人、一緒に連れて行きなさい。すべてのことが、二人または三人の証人の口によって確定されるようになるためである。それでも聞き入れなければ、教会に申し出なさい。教会の言うことも聞き入れないなら、その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい。」マタイによる福音書18章15-17節今日の福音は、教会共同体における信仰的戒規をテーマとしています。ここに記されている「兄弟があなたに対して罪を犯したなら」という「罪」は、信徒間における罪のようにも思えますが、主の福音によるなら、それは個人的関係における罪ではなく、結局はキリストの御体そのものを傷つける罪であり、共同体全体にかかわる罪のことであると分かります。このような、教会を傷つけ、主の御名を傷つける罪を、主の教会は見過ごしにせず、悔い改めを呼びかけ、それでも聞き入れない場合には「その人を異邦人か徴税人と同様に見なしなさい」と言います。福音を正しく守り、神に背く力から教会共同体を守るという務めが、キリストの御体である教会に委ねられています。