よきおとずれ 2021.06.17

6月17日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「ファリサイ派とサドカイ派の人々が来て、イエスを試そうとして、天からのしるしを見せてほしいと願った。イエスはお答えになった。「あなたたちは、夕方には『夕焼けだから、晴れだ』と言い、朝には『朝焼けで雲が低いから、今日は嵐だ』と言う。このように空模様を見分けることは知っているのに、時代のしるしは見ることができないのか。よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。」そして、イエスは彼らを後に残して立ち去られた。」マタイによる福音書16章1-4節

今日の福音には、「天からのしるしを見せてほしい」と願った、ファリサイ派やサドカイ派の人々の姿が登場します。そのとき主イエス様は、「ヨナのしるしのほかに、しるしは与えられない」と仰せになりました。
「ヨナのしるし」とは何でしょうか?旧約聖書のヨナ書に、預言者ヨナが登場します。ヨナは海に投げ込まれ、大きな魚の腹の中で三日三晩を過ごし、そして浜辺に吐き出されて、神様から与えられた新たな命を生きる者となりました。この「ヨナのしるし」は、主イエス様の死と三日目の復活をあらわしています。主の十字架と復活という「しるし」が、わたしたちに与えられているのです。