よきおとずれ 2021.06.08

6月8日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、「先生、しるしを見せてください」と言った。イエスはお答えになった。「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいることになる。ニネベの人たちは裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。」マタイによる福音書12章38-41節

律法学者やファリサイ派の人々が、主イエス様に「しるしを見せてください」と要求します。その時、主イエス様は、「ヨナのしるし」だけが与えられていると仰せになりました。この「ヨナのしるし」とは「ヨナが三日三晩、大魚の腹の中にいたように、人の子も三日三晩、大地の中にいる」ということ、つまりご自分の十字架の死と葬り、復活のことをお語りになったのです。
私たちに与えられたしるし、それはキリストの十字架と復活です。この「しるしのほかには、しるしは与えられない」というのです。つまり、キリストの十字架と復活こそ、ただ一つの、そして完全な救いのしるしであり、希望のしるしなのです。