よきおとずれ 2021.05.30

5月30日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。十二使徒の名は次のとおりである。まずペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、フィリポとバルトロマイ、トマスと徴税人のマタイ、アルファイの子ヤコブとタダイ、熱心党のシモン、それにイエスを裏切ったイスカリオテのユダである。」マタイによる福音書10章1-4節

十二人の弟子たちの選びについては、別の福音書にも記されていますが、マタイによる福音書には一つの特徴があります。それは、十二人の弟子たちの選びにおいて、「汚れた霊に対する権能」を授け、「汚れた霊を追い出し」という点が重視されていることです。
自分の信仰生活や現代の教会の歩みにおいて、そこに「汚れた霊」との戦いがあるということを、私たちはあまり意識していないかもしれません。しかし、主は弟子たちを選び出して、「汚れた霊に対する権能」をお授けになりました。主の教会は、神に背く霊を見分け、退けていくように召し出されたのです。
使徒パウロは次のように勧めています。「悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。」(エフェソ6:11-12)