よきおとずれ 2021.05.25

5月25日【今日のみ言葉】

〜今日のみことば〜
「イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、『なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか』と言った。イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが求めるのは憐れみであって、いけにえではないとはどういう意味か、行って学びなさい。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。』。」マタイによる福音書9章10-13節

今日の福音にも、主イエス様がなさることを受け入れ、従うことができない人々の姿が出てきます。主が、人々から「徴税人や罪人」と言われた人々と食事を共にされ、交わりをもっておられるのが気に入らないファリサイ派の人々です。
主イエス様は、彼らに対して「わたしが求めるのは憐れみである」と仰せになりました。ここで主が示された「憐れみ」とは、罪びとに向けられた憐れみであり、そうした存在であっても救いへとお招きになるという憐れみです。キリストの心は人々の救いへと向いているのです。