よきおとずれ 2021.03.28

3月28日【今日のみ言葉】

~今日のみことば~

「一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」 マタイによる福音書21章1-9節

 

今日は、「棕櫚(しゅろ)の主日」です。主イエス様が、御自分の十字架の時を目前にしてエルサレムへとお出でになった出来事を記念する主日です。人々は、木の枝を道に敷き、ロバにお乗りになった主イエス様に「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように」と讃美を歌って迎えます。

それは「預言者を通して言われていたこと」の「実現」だと記されています。神様の救いのご計画が、御言葉を通して語られ、そして今ここに主ご自身によって実現し、成し遂げられていきます。それは、わたしと無関係な出来事ではなく、この「わたしの救い」の出来事でありました。