~今日のみことば~
「わたしの霊はなえ果て、心は胸の中で挫けます。わたしはいにしえの日々を思い起こし、あなたのなさったことをひとつひとつ思い返し、御手の業を思いめぐらします。あなたに向かって両手を広げ、渇いた大地のようなわたしの魂をあなたに向けます。主よ、早く答えてください。わたしの霊は絶え入りそうです。御顔をわたしに隠さないでください。」詩編143編4-7節
詩編の信仰者は、心が折れてしまい、魂の奥底まで力を失ってしまう境遇にあって、「いにしえの日々を思い起こし」ました。そこには、神様の恵みが刻まれ、御手の業が確かにありました。詩編の信仰者は、そこに思いを向けたのです。
わたしたちは、過去を振り返るとどのような神様の御業を見ることが出来るでしょうか。御名さんの生涯に主の恵みが確かに刻まれていることでしょう。何より、わたしたちの歴史には、主の十字架が刻まれ、復活が刻み付けられています。そこに、確かに神の救いと恵みを見ることができます。