~今日のみことば~
「主は恵み深く憐れみに富み、主を畏れる人に糧を与え、契約をとこしえに御心に留め、御業の力を御自分の民に示し、諸国の嗣業を御自分の民にお与えになる。御手の業はまことの裁き、主の命令はすべて真実。世々限りなく堅固に、まことをもって、まっすぐに行われる。主は御自分の民に贖いを送り、契約をとこしえのものと定められた。そ」詩編111編4b-9節
今日の詩編は、主なる神様は、御自分の民に対して、恵み深く憐れみに富み、糧を与え、契約を守り、民を贖い(罪を赦し)、御業を成し遂げて下さる方だと語ります。
その一方で、今日の御言葉は、信仰者のことを三度「御自分の民」と呼んでいます。聖書には他に「わたしの民」、「主の民」、「神の民」などの呼び方も登場します。これらの表現は、いずれもが、信仰者と神様との切り離しがたい結びつきをあらわしています。この「御自分の民」とされた信仰者のことが、今日の詩編では「主を畏れる人」とも呼ばれています。信仰をもって生きるとは、主なる神様の恵みの中で、神様を畏れ敬いつつ生きる者のことなのです。