~今日のみことば~
「主はわたしたちの神、わたしたちは主の民、主に養われる群れ、御手の内にある羊。今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。
『あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように、心を頑にしてはならない。あのとき、あなたたちの先祖はわたしを試みた。わたしの業を見ながら、なおわたしを試した。四十年の間、わたしはその世代をいとい、心の迷う民と呼んだ。彼らはわたしの道を知ろうとしなかった。』 」詩編95編7-10節
信仰共同体の歴史は、いつでも神様に従順であり、主への深い信頼の中にあったわけではありません。今日の詩編には、「あの日、・・・あのとき、あなたたちの先祖はわたしを試み、・・・わたしの業を見ながら、なおわたしを試し・・・わたしの道を知ろうとしなかった」とあります。ここに記されているのは、神様への不信仰であり、不従順です。
しかし、それでも、神様は確かにご自分の民を導いておられ、御業をなし、その道を示しておられます。「主はわたしたちの神」であり「わたしたちは主の民」なのです。だからこそ、この主の恵みの中に生きようと御言葉は呼びかけているのです。